最近、ニュースを見ながら、
少し引っかかったことがある。
「お父さんに暴力を振るわれた」
という相談を、
ChatGPTへしていた、
というあの話だ。

もちろん、
家庭内暴力は深刻だと思う。
そこは大前提だ。
でも私は今回、
事件そのものとは別に、
“相談相手がAIだった”
という部分が、
妙に頭に残った。
昔は“家庭の中”で止まっていた
昔の家庭が良かった、
と言いたいわけではない。
むしろ昔は、
・我慢
・隠す
・家庭内処理
・「外へ言うな」
みたいな空気も強かった。
でも一方で、
祖父母
親戚
近所
学校
先生
地域
みたいな、
“会話の逃げ場”も、
少し残っていた気がする。
最近、“会話の外部化”が起きている気がする
でも最近は、
少し違う。
相談先が、
SNS
AI
通販
匿名掲示板
YouTube
へ流れている感じがある。
しかも、
それが悪いとも言い切れない。
実際、
AIは怒らない。
否定しない。
深夜でも返事が返ってくる。
だから最近、
“家庭の会話”
そのものが、
外へ流れ始めている
気がしている。
テレビ通販も、ずっと話しかけてくる
最近、
高齢男性が通販番組をずっと見ている、
という話をよく聞く。
財布。
バッグ。
健康器具。
ずっと見ている。
私は以前、
「最近、おじいちゃん達が通販ばかり見ている|テレビが“会話”になっている気がした」

という記事を書いた。
あれも結局、
“商品”
というより、
“接触”
なのかもしれない、
と思った。
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AIは否定しない
AIも少し似ている。
否定しない。
途中で遮らない。
何度聞いても怒らない。
しかも、
かなり自然に返してくる。
だから最近、
“相談”
というより、
“会話の避難先”
として、
AIを使う人が増えている気がする。
「人に言えない」が増えた社会
最近は特に、
・迷惑をかけたくない
・空気を壊したくない
・重い話をしたくない
・家族に言いにくい
みたいなものが増えた。
すると、
人は静かに外へ流れる。
通販。
SNS。
AI。
全部、
少し繋がっている気がする。
本当に怖いのは、“静かに孤立すること”かもしれない
私は別に、
AIが悪いと言いたいわけではない。
むしろ、
助けられている人も多いと思う。
でも最近、
“人間の会話”
そのものが、
少しずつ外部化している
気がしている。
そして今日も私は、
「また始まった(笑)」
と言われながら、
暮らしの主導権を、
どこまで自分で持てるのかを、
少し考えている。

