ニュースで、
住宅に押し入った男たちが「バールのようなもの」を使った、という話を見た。

すると私はまた考え始める。
独りだったらどうする。
夜だったら。
玄関だったら。
窓だったら。
家族には、
「また始まった(笑)」
という顔をされる。
でもこちらは結構真剣だ。
私は別に、
サバイバル生活がしたいわけではない。
ただ、
赤の他人や偶然に、
生活の主導権を握られたくない。
そう思っている。
だからニュースを見るたび、
「もし自分の生活圏なら」
を少し考えてしまう。
バールとは?
バールは、
- 解体
- 釘抜き
- こじ開け
などに使われる工具です。
「てこの原理」を使えるので、
少ない力でも物を動かしやすい。
ホームセンターにも普通に置いてある。
ただ、ニュースではよく、
「バールのようなもの」
として登場する。
おそらく、
- 持ち運びやすい
- 工具として自然
- 金属製
という理由もあるのだと思う。
私はこういうニュースを見るたび、
ホームセンターの工具コーナーを少し長く見てしまう。
家族には、
「ほんまに好きやな」
と言われる。
バールを持つのは違法なのか
ここは気になって調べた。
結論から言うと、
工具として所持すること自体が直ちに違法、
というわけではない。
ただし、
- 持ち歩き方
- 理由
- 状況
によっては問題になる可能性がある。
特に「護身用です」となると、
かなり微妙になる。
私は最初、
「じゃあ結局どうすれば」
と思った。
でも考えていくうちに、
本当に必要なのは、
“持つこと” より “入らせないこと”
なのかもしれない、
という方向に少しずつ変わっていった。
元ソフト部、突然バールを振り始める
ある日、
子どもとバールの話をしていた。
すると子どもが、
「バールは背後から振りかぶるんやで」
と言った。
私はその場でやってみた。
すると、
「打点低っ(笑)」
と言われた。
私は昔ソフトボール部だった。
だから余計に分かる。
これは、
ちゃんと振れていない。
思ったより体が重い。
腕も遅い。
反応も鈍い。
そこで私は、
「バッティングセンター通おうかな」
と言った。
夫は横で、
「ほんまに元気やな〜わはは」
と笑っていた。
家族には、
どうやら私は “備える側” ではなく、
“やりそうな側” に見えているらしい。
結局、一番必要なのは体力かもしれない
ここまで考えて、
私は少し方向が変わった。
バールを持つかどうかより、
- とっさに動けるか
- 階段を走れるか
- 逃げられるか
- 荷物を持てるか
- 夜でも判断できるか
のほうが大事なのでは、
と思い始めた。
最近私は、
- モノを置いてくる
- 「首からぶらさげなきゃ」が口癖
- パスワードを不安がる
- 更新忘れを怖がる
みたいなことが増えている。
だから本当は、
防犯
というより、
「加齢しても生活能力を失いたくない」
なのかもしれない。
防犯は「勝つ」ことではなく「崩されない」こと
いろいろ考えた結果、
今の私は、
- 補助錠
- 人感ライト
- カメラ
- 防犯フィルム
みたいな方向に落ち着いている。
結局、
一番強いのは、
「侵入される前に時間を稼ぐ」
ことなのだと思う。
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まとめ|ニュースを見るたび、少し考えてしまう
私は別に、
毎日怯えて暮らしているわけではない。
ただ、
「絶対はない」
と思っている。
夫には、
「数学をやってた人間なら、
そんな確率は低いって分かりそうなのに(笑)」
と言われる。
でも私は、
「低確率」と「起きない」は別
だと思っている。
だから今日も、
ニュースを見るたび少し考える。
家族に、
「また始まった」
と言われながら。

