家族でLINEを使っていると、「親にもグループへ入ってもらえたら連絡が楽なのに」と思うことがあります。
ただ、親にとっては「通知がたくさん来そう」「毎回返事をしないといけなさそう」「今まで個別連絡で困っていない」と感じることもあります。
家族LINEを使ってもらいたいときは、便利さを説明するより、何のために使いたいのかを絞って伝える方が話しやすくなります。
「家族みんなに同じ連絡をするときだけ、一つのLINEで見られたら楽かなと思ってるんだ。毎回返事しなくていいから、グループに入ってみるのはどう?」
最初に「何のためのグループか」を決める
親が家族LINEを面倒に感じる理由の一つは、どんな連絡がどれくらい来るのかわからないことです。
写真、雑談、予定、相談ごとまで全部流れてくるグループを想像すると、参加したくないと思っても不思議ではありません。
そこで、まず用途を限定します。
- 帰省や家族で集まる日程の連絡
- 家族全員に知らせたい予定
- 同じ内容を何人にも伝える必要があるとき
「雑談をずっとするグループじゃなくて、家族みんなに同じことを伝えるときだけ使おうと思ってるよ。」
「家族LINEに入って」ではなく、「こういう連絡だけ一緒に見られる場所を作りたい」と話す方が、参加後のイメージが伝わりやすくなります。
「通知が多そう」と言われたら、投稿する側を減らす
親から「通知がたくさん来るのが嫌」と言われた場合、親に我慢してもらうより、家族側の使い方を変える方が現実的です。
たとえば、兄弟同士の雑談や写真の送り合いは別で行い、親が入るグループには必要な連絡だけを書く方法があります。
「普段の雑談は別にして、ここには予定とか必要な連絡だけにしようか。」
家族LINEへの参加を頼むなら、「親に慣れてもらう」だけでなく、家族側も投稿を増やしすぎないことが大切です。
通知の多さが気になっているのに、参加後も一日に何十件もメッセージが流れるようでは、長く使ってもらいにくくなります。
返信は毎回いらないと先に伝える
親によっては、「グループに入ったら、全部に返事しないと失礼なのでは」と考えることがあります。
その場合は、参加を頼む時点で返信のルールを軽くしておきます。
「読んでもらえればいい連絡も多いから、毎回返事しなくて大丈夫だよ。」
「了解」と毎回返してもらうことまで求めない方が、見るだけでも参加しやすくなります。
反対に、返事が必要な内容だけは、
「これは都合だけ教えてもらえる?」
と、そのときにわかるようにすると使い分けしやすくなります。
「面倒だから入りたくない」と言われたら、何が面倒かを分ける
「面倒」という一言でも、理由はいくつか考えられます。
- 通知が多そう
- 返信するのが面倒
- グループの会話についていけなさそう
- 今までの個別LINEや電話で十分だと思っている
そこで、便利さを説明し続けるより、どこが負担なのかを聞いてみます。
「通知が増えるのが嫌?それともグループで返事するのが面倒そう?」
理由が「返信」なら見るだけにする、「通知」なら投稿内容を絞る、と調整できます。
一方で、「今の連絡方法で困っていない」という答えなら、無理に変える必要がない場合もあります。
家族LINEを嫌がるなら、別の連絡方法でもいい
家族LINEは連絡をまとめる手段の一つであって、家族全員が必ず使う必要はありません。
親がどうしても嫌がるなら、家族側ではグループLINEを使い、親には代表する一人が必要な内容だけ個別に伝える方法もあります。
「グループが嫌なら無理に入らなくていいよ。必要なことだけ今までどおり個別に送るね。」
電話の方が楽な親なら、重要なことだけ電話で伝えても構いません。
大切なのは、家族LINEを使わせることではなく、必要な連絡が無理なく届くことです。
親がLINE以前にスマートフォン自体をあまり使いたがらない場合は、親にスマホを持ってほしいときの伝え方|嫌がる親への無理のないすすめ方も参考にしてください。
家族LINEに入ってもらった後は「便利だったか」を見る
参加してもらえたとしても、それで終わりではありません。
実際に使ってみると、通知が多かったり、読む必要のない会話が増えたりして、親が負担に感じることがあります。
「このグループ、使いにくくない?通知が多いなら連絡だけに絞ろうか。」
使いにくそうなら、投稿内容を減らす、必要な連絡だけにする、個別連絡へ戻すといった見直しができます。
家族LINEは、「一度入ったらずっと使うもの」と考えなくても構いません。
親との連絡頻度そのものをどう決めるか考えたい場合は、親と連絡する頻度を決めたいときの話し方|毎日連絡を押しつけない決め方も参考になります。

