最近、
“寅の日”
という言葉もよく見る。
お金が戻ってくる日。
旅行に良い日。
財布を買う日。
宝くじを買う日。
最初は、
「また新しい金運日が増えたんやな」
くらいに思っていた。
でも最近は、
“戻ってくる”
という言葉そのものに、
少し時代を感じる。
「増やしたい」より、「減らしたくない」
昔の金運って、
“もっと儲けたい”
イメージだった気がする。
でも最近は少し違う。
- 損したくない
- 間違えたくない
- 減らしたくない
- 失敗したくない
空気の方が強い。
私は最近、
開運日を見ていると、
“攻め”
というより、
“防御”
を感じることが増えた。
寅の日とは?
寅の日(とらのひ)は、
十二支の“寅”にあたる日で、
「出ていったお金が戻ってくる」
と言われることが多い。
そのため、
- 財布の購入
- 宝くじ
- 旅行
- 開業
などに良い日として扱われる。
最近では、
一粒万倍日や天赦日と重なると、
“最強金運日”
としてSNSでもかなり流れてくる。
「今日しかない」が増えている
最近のネットを見ていると、
- 今日が最強
- 今しかない
- 運気が動く
- この日を逃すな
みたいな言葉が本当に多い。
私は時々、
「毎月、人生変わってない?」
と思ってしまう。
タクシー会社に、財布通販の電話がかかってくる
私は時々、
タクシー会社の電話対応をしている。
すると、
「財布を注文したいんですけど」
という電話が結構来る。
しかも、
一粒万倍日や寅の日周辺は増える。
最初は普通に笑っていた。
でも最近は、
“少しでも安心したい”
感じが、
電話越しにも伝わってくる気がする。
「何かしないと不安」が増えている気がする
SNSを見ていても、
- 開運
- 金運
- 波動
- 引き寄せ
みたいな言葉がかなり増えた。
私は正直、
タイガーアイも、
財布フリフリも、
理屈はよく分からない。
でも最近、
「何かしないと落ち着かない」
感じは少し分かる。
不安が強い時代ほど、
人は、
“意味のある行動”
を探したくなるのかもしれない。
最近、“運気”がタスク化している
昔は、
縁起って、
“ちょっと気にするもの”
だった気がする。
でも最近は、
- この日に買う
- この日に下ろす
- この日に契約
- この日は避ける
みたいに、
かなり細かい。
私は時々、
“運気管理”
が、
もう生活タスクみたいやな
と思っている。
「信じてない」が少し揺らぐ瞬間
私は今でも、
寅の日で人生が変わるとは思っていない。
でも最近、
“良い日にしたい”
気持ちは少し分かる。
社会全体が不安定だと、
人は、
“正しいタイミング”
を探したくなるのかもしれない。
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まとめ|最近、“戻ってくる”という言葉が少し切実に聞こえる
私は昔、
金運って、
“増える”
話だと思っていた。
でも最近は、
“減らしたくない”
空気の方が強い気がする。
そして今日も私は、
「お金が戻ってくる日!」
という広告を見ながら、
“みんな、少し疲れてるんかな”
と思っている。

